2012年8月に訪問した、新潟県上越市頸城区にある東北電力東上越変電所です。
2導体の275kV東上越幹線(東京電力信濃川発電所~東上越変電所)、154kV上越A線、154kV上越B線(東上越変電所~上越変電所)、154kV頸城線(東上越変電所~魚沼変電所)、154kV米山線(南長岡変電所~東上越変電所)の4線が接続されています。上越地方の電気は東京電力信濃川発電所からの融通が主力となっており、東北電力上越火力発電所完成まで継続すると思われます。
マイクロ波アンテナの相手は中ノ岳中継所、稲葉中継所(反射板経由)、名立中継所、上越営業所、妙高変電所のようです。
北越急行(ほくほく線)大池いこいの森駅ホームから撮影。上ははくたか通過直後に撮影。
将来、東上越変電所はもっと拡大されることが期待されます。
1つは、東北電力上越火力発電所ができたとき、ここまで275kV以上の送電線が建設。
かつ、中越変電所に向けても275kV以上の送電線が建設。
500kVであれば東京電力新新潟幹線との接続地点に開閉所ができるかもしれません。
(その際、500kV設計の朝日幹線、中越幹線は500kV化)
2つ目は周波数変換設備の建設(変電所周辺含む)。
中部電力上越火力線と接続することで、50Hzと60Hzの相互融通が可能となります。
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