2013年1月26日土曜日

東日本旅客鉄道新渋川変電所とJR新渋川線

2012年8月に訪問した群馬県渋川市にある東日本旅客鉄道(JR東日本)新渋川変電所です。

上越新幹線用の変電所です。
275kV東京電力中東京幹線から分岐した275kVJR新渋川線と接続しています。


275kVJR新渋川線です。JR東日本所有の送電線です。
後ろに見えるのは275kV東京電力中東京幹線です。

東日本旅客鉄道新箕郷変電所

2012年8月に訪問した群馬県高崎市にある東日本旅客鉄道(JR東日本)新箕郷変電所です。

北陸(長野)新幹線用の変電所です。
275kV東京電力中東京幹線から分岐した275kVJR新箕郷線と接続しています。

275kVJR新箕郷線1号線です。東京電力所有の送電線です。

隣接の鉄塔は500kV西上武幹線との共架となります。
プレートは現在中東京幹線ですが、西上武幹線完成時には西上武幹線に変更されます。

きれいでないですが、2012年1月に新幹線車内から撮影した新箕郷変電所がありました。

2013年1月19日土曜日

塩尻市西部、朝日村の鉄塔群

2012年8月に訪問した塩尻市西部、朝日村の鉄塔群です。

中部電力は2導体(一部1回線x2)の275kV高根中信線(高根第一発電所~中信変電所)、2導体の275kV新信濃分岐線(高根中信線分岐~新信濃変電所)、東京電力は、4導体1回線x2の500kV安曇幹線(新信濃変電所~新秩父開閉所)、2導体の275kV高瀬川線(新高瀬川発電所~新信濃変電所)、2導体1回線の275kV梓川線(安曇発電所~新信濃変電所)があります。1回線の鳥帽子型鉄塔が多くみられる地域となっています。

275kV高根中信線がLR分岐する鉄塔。

500kV安曇幹線1号線(左右)と275kV高根中信線L鉄塔(上下)と交差。


500kV安曇幹線1号線と275kV高根中信線と新信濃分岐線分岐鉄塔(L112号)。


275kV高根中信線L112号鉄塔をいくつか撮影。

500kV安曇幹線1号線(1回線)と275kV新信濃分岐線(2回線)。

275kV高瀬川線(2回線)と275kV梓川線(1回線)。


新信濃変電所周波数変換設備90万kW増強の発表がありましたが、
一旦ここに情報をまとめておきます。
どの案にしても、この地域に送電線が増えそうです。

1.東京電力新信濃変電所周波数変換設備増強は50Hz-直流のみ。
2.中部電力の周波数変換設備60Hz-直流は岐阜県が有力。
 その間は直流送電となる。今のところ500kV越美幹線分岐案が有力の模様。
3.60Hz-直流周波数変換設備を設ける場合は豪雪地を避ける可能性が高いでしょう。

中部電力中信変電所

2012年8月に訪問した長野県塩尻市にある中部電力中信変電所です。
275kV/154kV/77kVに加えて配電(6.6kV)もある総合変電所です。


2導体の275kV信濃中信線(信濃変電所~中信変電所)、2導体の275kV高根中信線(高根第一発電所~中信変電所)、154kV中信松島線(中信変電所~松島変電所)、154kV中信北信線(中信変電所~北信変電所)、154kV中信諏訪線(中信変電所~諏訪変電所)などと接続しています。
変電所は道路を隔てて西側が275kV、東側が154kV/77kV/6.6kVなっています。

その後、2020年8月に再度訪問して、入口のプレートが中部電力パワーグリッドに変更していることを確認しました。



隣接地には東京電力塩尻開閉所/塩尻送電所があります。154kV甲信幹線(竜島発電所~山梨変電所)と154kV大町線(大町発電所~塩尻開閉所)が接続しています。